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「心が折れそうなあなたへ」─命と向き合う医師が教えてくれたこと

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もし、大切な人が深い悲しみや困難の中にいたら──
あなたは、どんなふうに寄り添いますか?
そして、あなた自身が苦しみの中にいたとしたら?
この本は、ホスピス医として多くの命と向き合ってきた小澤武俊さんが、
現場で感じた“ほんとうの強さ”と“人にできること”を、静かに教えてくれる一冊です。
忙しさに追われ、心がつまずきそうになるとき──
どうかこの本をそっと開いてみてください。
誰かを支えること、そして自分を支えることの意味が、やさしく見えてきます。

ホスピスから学ぶ「いのちの授業」

どれだけ努力しても、すべての苦しみを消すことはできません。
けれど、「苦しむ人のそばにいる」ことは、誰にでもできるはず。

この本は、ホスピスの現場から紡がれた“本当の支え合い”の物語。
2人の中学生、ユキとはるかが登場し、
「つながり」「気づき」「やさしさ」を育んでいく過程が描かれています。

📖 心に残った言葉:
「苦しんでいる人は、自分の苦しみをわかってくれる人がいると嬉しい。」

悲しみや不安に押しつぶされそうなとき。
それでも、人は「支えに気づくこと」で、自分の人生を取り戻していける。

この本は、どんな苦しみにも“希望の光”があることを教えてくれます。

オハナなおうちの視点から

訪問看護の現場でも、私たちは日々「命」と向き合い、
在宅ホスピスケアを目指しながら、小さないのちの物語を紡いでいます。
寝たきりでも、その人らしく過ごし、誰かの支えになれる。
そんな姿に、何度も胸を打たれてきました。

小澤先生の言葉には、「苦しみを知るからこそ育まれるまなざし」があり、
私たちが描く「暮らしの中の看取り」「あたたかなシェアハウス」の未来と重なります。

この本は、医療を超えて「人と人との関係性にある希望」を静かに照らしてくれる一冊です。

この本を、こんな方に届けたい

  • 困難を抱える人の力になりたいと、そっと悩んでいる方
  • 看護や介護の現場で、葛藤や不安を抱えている方
  • 大切な人の病気や死と向き合っている方
  • 「生きる意味」を静かに見つめ直したい方
  • 命と向き合う仕事に心を注いでいる方
  • そして──心が折れそうになっている、すべての子どもたちへ

最後に──あなたの心に、あたたかな灯がともりますように。

人生には、どうしようもない困難が立ちふさがることがあります。
でも、人は「支え合うことで生まれる強さ」を、きっと誰もが持っている。

一人では越えられない日も、誰かと一緒なら歩ける。
そんな“荒野をともに歩く相棒”のような存在でありたい──
それが、「オハナなおうち」の願いです。

この一冊には、そんな想いを後押ししてくれる言葉が詰まっています。
私たちの本棚にも、いつも置いておきたい大切な本。
オハナのシェアハウスに遊びに来た子どもたちにも、ぜひ手に取ってほしい一冊です。

📚オハナなおうちから、本のご紹介とお願い

オハナなおうちでは、
人生に寄り添ってくれるような一冊を、
管理人の“イチオシ”としてご紹介しています。
今日も、小さなあたたかさが、あなたのもとに届きますように。

🌼あなたの「オハナな本」、教えてください

オハナなおうちは、ひとりでがんばらなくていい場所。
そんな“おうちの本棚”を、みなさんと一緒に育てていけたらうれしいです。
看護・介護の本に限らず、心がほっとした本や、優しさを思い出せたような一冊があれば、ぜひ教えてくださいね。

📮 投稿方法:

  • Instagramで #オハナな図書室 をつけて投稿
  • または、ブログのお問い合わせフォームからも受付中です

あなたの「心に残った本」が、きっと誰かの支えになります。


#3分で心に届く本の温もり
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また会える日を心待ちにしています。

バーチャルシェアハウス オハナなおうちは、みんなの居場所です。今日も楽しい時間をありがとうございました。会えてうれしかったです。いつでも寄ってくださいね。リビングルームにはコメント欄がありますので、何かリアクションしていただけたら励みになります。お気をつけてお帰り下さいね。また、お待ちしてます。

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