「ひとりより、みんな一緒に」──絵本『おむすびさんちのたうえのひ』に学ぶ、支えあう喜びとケアのこころ【今日のひとことケア】

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目次
【今日のひとことケア】ひとりより、みんな一緒に
おむすびのように、みんなで心を結ぶ。
のどかな田園風景の中、
おむすびさんと仲間たちが田植えをする一日を描いた絵本。
当初の構想では、田植えをするのはおむすびさんひとりだったそうです。
しかし最終的には、村のみんなが集まり、全員で一斉に植えるシーンへと書き換えられました。
作者のかがくいひろしさんは、編集者への手紙の中でこう語っています。
「自然界の循環と、たんたんとした仕事のくりかえしの中の喜びを表現したかったのですが」
その“たんたんとした仕事”を見て、きっとお手伝いをしたくなったのでしょう。
だからこそ、この作品には「ひとりより、みんな一緒に」という
よろこびを分かち合う温かさが流れています。
お百姓のようなもの
大学時代のかがくいさんは、友人にこう語ったそうです。
「教師はお百姓のようなものだ」
実ったからといって、誰かに褒められるわけでもない。
作物に名前が刻まれることもない。
でも、日々を考え、工夫し、続けていくことに意味がある──。
それはまるで、看護の仕事にも重なる言葉です。
目立たない日々のケアや見守りの積み重ねの中で、
誰かの「よく育つように」「おいしく実るように」と願いながら、
今日も手を動かし、心を配っている人たちがいます。

🏠オハナな縁側から、ひとこと
誰かのために動くとき、
それは「助けてあげる」ではなく、
「一緒に田んぼに入る」こと。
たんたんと続く毎日の中で、
その手が誰かと並んでいるだけで、
心がふっと軽くなることがあります。
ひとりより、みんな一緒に。
それだけで、世界は少しやさしくなるのかもしれません。
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『今日のひとことケア』とは?

忙しさや不安、さみしさを感じる日常の中で、
ふと心に寄り添ってくれるような、
あたたかくて、やわらかい言葉があります。
『今日のひとことケア』は、
出会った温かい言葉たちを届けるシリーズです。
体のケアと同じくらい、心のケアも大切に。
小さなひとことが、あなたの一日をやさしく包み、
ふっと息をつける時間となりますように。
誰かに届けたい「やさしいひとこと」はありますか?
あなたが出会った「心がふっと軽くなった言葉」、
誰かに届けたい「やさしいひとこと」はありますか?
『今日のひとことケア』では、
皆さんの「心を癒す言葉」「大切にしている一言」を募集しています。
・自分を励ました言葉
・誰かにかけてもらってうれしかった一言
・暮らしの中でふと思い浮かんだフレーズ など
投稿はコメントやDMでお気軽に。
あなたの言葉が、誰かの今日を支える力になります。
まとめ
バーチャルシェアハウス オハナなおうちは、みんなの居場所です。今日も楽しい時間をありがとうございました。会えてうれしかったです。いつでも寄ってくださいね。
リビングルームにはコメント欄がありますので、あなたの大切にしたいやさしいひとことをぜひ教えて下さいね。
お気をつけてお帰り下さいね。また、お待ちしてます。