朝いちばん、喉がカラカラ。──乾燥の季節をやわらげる、やさしい習慣

記事内に広告が含まれています。
目次
朝いちばん、喉がカラカラ…ありませんか?
布団から起きた瞬間、
舌がザラついて喉がカラカラ。
「年齢のせいかな?」
「最近、こんな朝が増えたなあ…」
冬の朝はただでさえ空気が冷たく、
気づかないうちに喉が“無防備”になっています。
そんな朝のカラカラを、
まずは 「ひと口の白湯」 で
お目覚めスイッチを入れてみませんか。
まずは寝起きの白湯習慣から
喉を“内側から起こす”小さな一杯40〜50℃くらいの白湯は、
乾いた粘膜にスッとしみわたり、
喉のつっぱり感をやわらげてくれます。
コップ1杯でなくても大丈夫。
最初は“ひと口”からで十分です。
口の中だけでなく、
内臓もやさしく温まり、
「今日も一日よろしくね」とからだに合図を送るような一杯になります。
カラカラになる前に、潤いを守る作戦
乾燥は、“喉の痛み”として出てくる前から
少しずつ進んでいます。
「なんとなくイガイガする」「飲み込みにくい」
そんな違和感のサインを見逃さないために、
乾ききる前に潤いを足しておく作戦が大切です。
① 寝室を加湿する
冬の寝室は、想像以上に乾燥しています。
快適に過ごせる湿度は、だいたい 40〜60% が目安と言われています。
湿度が40%を切ると、
鼻や喉の粘膜が乾きやすくなり、
風邪などももらいやすくなるとされています。
できることは、小さな工夫でかまいません。
- 加湿器(タイマー付きだと続けやすい)
- 洗濯物の夜干し
- 濡れタオルを一枚、椅子の背にかけておく
- 枕元にコップ1杯の水を置いておく
寝室は狭く湿度が整いやすいため、
ほんの少しの工夫でも、翌朝の喉が変わります。
■ 小さめの寝室用加湿器
ちいさなスペースでもしっかり働いてくれるタイプ。
寝室の湿度を整えたい方に。
② 就寝前の“ひと口の潤い”
人は寝ているあいだに、
コップ一杯程度(200〜300ml)の汗をかき、水分が失われると言われています。
だから、就寝前に
コップ一杯程度の水や白湯を飲んでおくと、
寝ている間の“カラカラ予防”になります。
特に、カフェイン入りの飲み物やお酒は利尿作用があり、
かえって水分を奪いやすくなります。
夜だけは少し控えめにして、
からだにやさしい一杯を選んであげると、
朝の喉が変わってきます。
③ 冬の換気は「短時間 × こまめに」
換気は季節を問わず必要ですが、
冬に長時間窓を開けっぱなしにすると、
せっかくの湿度が一気に逃げてしまいます。
おすすめは、
- 3〜5分の短時間換気を、1日に数回
- 換気のあとは、濡れタオルや加湿器で少し湿度を足す
空気を入れ替えることで喉の負担が減り、
そのあとに“ひとしずく”潤いを加えるだけで、
過ごしやすさがぐっと変わります。
③唾液の力を借りるセルフケア
口呼吸や乾燥が続くと、
口の中がパサパサしたり、ネバついたりしがちです。
そんなときは、唾液の力を少し借りてみましょう。
- 耳の下やあごの下を、指の腹でやさしくマッサージする
- 舌をぐるっと回して、口の中の筋肉を動かす
- 梅味やレモン味など、酸味のあるノンシュガーガムをゆっくり噛む
こうした動きは、唾液が出やすくなると言われています。
さらに、試してみたくなる方は、
手のひらでできるツボ押しもひとつの方法です。
- からだを元気にしてくれると言われるツボ
- 喉まわりの巡りを整えると言われるツボ
などを、心地よい強さで10秒くらい押してみると、
「自分のからだに気持ちを向ける時間」にもなります。
(ただし、症状が続いたり気になる不調があるときは、無理に我慢せず医療機関に相談することも大切です)

喉がカラカラだと、体調を崩しやすく感じるのはなぜ?
喉の表面には、
空気中の細かなゴミやホコリを外へ押し出す
**線毛(せんもう)**という小さな働き手たちがいます。
これは、私たちのからだを守る
「防御システム」の一部です。
乾燥が続くと──
- 粘膜が硬くなって、守る力が弱まる
- 異物がひっかかりやすくなる
- その小さな違和感が、だるさや声のかすれにつながる
「なんだか調子が出ない」
そんな朝の影には、
喉の乾燥がそっと潜んでいることがあります。
もちろん、不調が長く続くときは、
無理に我慢せず、早めに医療機関に相談してみてくださいね。
このブログでは、
あくまで“暮らしの中でできるケア”のヒントをお届けしています。
明日の朝が少し楽になる、小さなステップ
ここからは、
読者さんが自然に取り入れられるように、
行動のステップをやさしくまとめてみます。
まず今日やってみること
- 朝起きたら、白湯をひと口。
- 余裕があれば、寝室に濡れタオルを一枚かけて寝てみる。
これだけで十分です。
少しだけ理由を知っておく
- 夜のあいだに失われた水分を補うため。
- 乾ききる前に、粘膜をやわらかく保つため。
理由がわかると、
「まあいっか」から「続けてみようかな」に変わりやすくなります。
特にこんな人に届けたい
- 冬の朝、声がガサガサになりやすい方
- 仕事や家事で、ふだんから声をよく使う方
- 気づいたら寝落ちしてしまうほど、毎日がんばっている方
あなたの喉の乾きは、
「よく頑張ってきたね」というからだからのサインかもしれません。
明日から少し続けられる工夫
- 寝室に小さな“加湿ゾーン”をつくる
- 夜の飲み物を、白湯にひと口だけ置き換えてみる
- 冬の換気は「短く、こまめに」を合言葉にしてみる
完璧を目指さなくて大丈夫。
ゆるく続けられることが、いちばんのケアです。
余裕がある日に足してみたいもの
- はちみつ入りホットドリンク
- のど飴をひとつポケットに
- 自分に合う加湿器や、就寝用マスク
■ はちみつ入りホットドリンクに使える蜂蜜
冬に恋しくなる温かい飲み物に。
やさしい甘さが、喉も心もほんわかに。
■ やさしいつけ心地の就寝用マスク
寝ている間に喉の乾燥対策に“そっと寄り添う”アイテム。私は寝相が悪くて朝に外れてしまいますが、汗
小さな“味方”がひとつあるだけで、
暮らしは思った以上に楽になります。
🍊冬のオハナのこたつから、ひとこと
乾燥する季節は、
喉だけでなく、心までカラカラになりやすいもの。
そんなときは、
白湯一杯や濡れタオル一枚のような、
小さなやさしさを自分に向けてみてください。
「何かしなきゃ」じゃなくていい。
「これならできるかも」だけでいい。
今日のあなたの小さな選択が、
明日の呼吸をすこし軽くしてくれますように。
最後に──あなたの“喉を守る工夫”は何ですか?
乾燥の季節は、
身体だけじゃなく、心までカラカラになりやすいもの。
今日の記事が、
あなたの冬に“ひとしずくの潤い”になれたらうれしいです。
みなさんは、朝いちばんの喉を楽にするために
どんな工夫をしていますか?
よければ、あなたの改善方法もぜひ教えてくださいね。
その一言が、誰かの朝をふっと楽にしてくれるかもしれません。
#暮らしごと相談室
#冬のやさしい習慣
#オハナなおうち
まとめ
バーチャルシェアハウス オハナなおうちは、みんなの居場所です。今日も楽しい時間をありがとうございました。会えてうれしかったです。いつでも寄ってくださいね。
リビングルームにはコメント欄がありますので、あなたの大切にしたいやさしいひとことをぜひ教えて下さいね。
お気をつけてお帰り下さいね。また、お待ちしてます。

