おうちナースな7DAYS【オハナな管理人日誌weekly】2025.1.1〜1.7

Instagramで投稿中のオハナなおうちの『オハナな管理日誌』のweeklyバージョンです。ダイジェストというより、リライトや加筆をしていることが多いかもです笑。管理人のバイアスが100%かかっておりますが、在宅看護の枝葉としての読みものとして楽しんで頂けたら幸いです。
謹賀新年
《オハナな管理人日誌 2025.1.1》

いくつになっても誰かの役に立てるということは幸福な人生もたらす鍵なのかもしれない。
🎍あけましておめでとうございます🎍今年もどうぞよろしくお願いします。
医療福祉分野にとっては割と周知されていること、団塊の世代が後期高齢者になって2025年に日本の人口の5人に1人が75歳以上となり、後期高齢者が大幅に増えることで、社会に大きな影響を及ぼす問題のことで、 働き手の不足により、医療や福祉といった分野にも必要な医療や福祉が人手不足で深刻な問題を引き起こす可能性が指摘されていることを言います。周りを見てもシニア力に助けられている環境も珍しくありません。100歳オーバーの自転車職人、94歳youtuberゲーマーグランマ、99歳の看護師、93歳の介護職員、101歳の化粧品ビューティアドバイザー、96歳の保育士主任、100歳のヒュッテ女将、105歳の生涯現役医師を貫き通した日野原重明医師は記憶に新しいところです。
社会的にも定年が65歳だとしたら、平均寿命まで20年以上もあるのですから、余生と位置づけするにはあまりにも長すぎます。労働力として求められているだけではなく、誰かの役に立てるということは幸福な人生もたらす鍵となると感じます。
お正月の過ごし方
《オハナな管理人日誌 2025.1.2》

せめてお正月くらい家で過ごさせてあげたい。
私の個人的な考えなのかもしれませんが、年末年始は、躊躇しがちな在宅療養への良いチャンスと感じています。介護が心配、仕事が忙しくて十分なお世話ができないかもしれない、家族に迷惑をかけたくない…、介護される方も介護する方も在宅療養に移行するには様々な不安がつきまといます。その不安がなくなるわけではないですが、せめて最期のお正月くらいは自宅で過ごしたい(過ごさせてあげたい)優先順位を覆す、魔法の言葉になります。願っても叶えられないことが多い中での、本人や家族の希望の光となれたら。
そんな年末年始をご一緒させて頂けることは、私たちにとっても、かけがえのない時間です。せめてお手伝いさせて頂くことで、役に立てるのでしたら、どんなに嬉しいことでしょう。
家族のしあわせを願う
《オハナな管理人日誌 2025.1.4》

お正月の家族のしあわせを願う気持ちが心地いい
お正月は、日本で最も古い行事の一つで、仏教が日本に伝わった6世紀よりも前から存在していました。元々は農耕民族だった日本人にとって、新年を迎えることは特別な意味を持っていたのです。
年神様(としがみさま)」という神様が新年に各家庭を訪れ、五穀豊穣(ごこくほうじょう)や家内安全をもたらし、 一年の幸せと健康を授けてくれるとされています。年神様を迎えるために、大掃除をし、門松やしめ縄を飾ることで年神様を歓迎する目印にし、おせち料理の準備(新年の食事を用意する)をする習慣があります。特に昔の日本人は、新年を神聖な出来事と考えていました。
農耕文化が主流だった時代は家族と共に過ごすことが当たり前だったので必然的にお正月は家族が揃って過ごせました。しかし近代社会の利便性の代償として働き方が多様化したことで、お正月の習慣も薄れてきていることも少なくないですよね。私的には一緒に過ごす時間があろうとなかろうと、大切に思える対象を『家族』と定義させてもらった上で、それぞれの『家族のしあわせ』の気持ちを、またそれぞれがつながっている家族へ、幸せな気持ちが広がっていって欲しいという願いが、また自分に返ってきて心地よく満たされるのを感じます。
今年もたくさんのしあわせが降りそそぎますように
いつもの笑顔
《オハナな管理人日誌 2025.1.4》

ほんの年末年始を挟んだだけなのに、いつもの変わらない顔に出会えると、思わずニッコリ笑ってしまう。
奇跡の9連休とは言われて騒がれていましたね。過ぎてしまえば、あっという間です。当番病院はどこも流行性感冒の影響で大変な混雑でした。近所のクリニックでは、駐車場から溢れて路肩に長蛇の列が出来ていました。あまりにも長い列だったので、隣のスーパーの初売りを求める人々かと勘違いしてしまいました。年末年始のお休み期間にお仕事されていた方々、大変お疲れ様でした。その存在がなければ、この社会はパニックになり、楽しみのない休日になることでしょうね。
仕事が楽しみで、
休み明けは水を得た魚のように心地良し。
もちろん超ご機嫌。
訪問先でお年始のご挨拶をして、
まずまずのお正月を過ごせて「何より何より」
いつものお顔でお会いできて「何より何より」
帰りの車に雪がこんもり積もっていても、全然平気。
こんな日常が何より幸せ。
2025年問題
《オハナな管理人日誌 2025.1.7》

2025年問題ってよく言われるけど、2025年に失礼ですよね。今年が悪いわけではないもの
2025年問題とは、日本に約800万人いるとされる「団塊の世代」(1947〜1949年生まれ)が75歳以上の後期高齢者になることで起こる様々な問題の総称をいいます。それによって、
⚫︎社会保障費の負担増大
⚫︎医療・介護体制の維持の困難化
⚫︎後継者不足による廃業がもたらす、雇用とGDPの喪失、などの問題が指摘されています。
ですが、私らしく、アンチ2025年問題を取り上げましょう
過度な悲観論じゃないの?
2025年問題は、必ずしも予測通りの深刻な影響をもたらさない可能性があります。社会や企業の適応能力を過小評価していませんか?
人口構造の変化はずっとずっーと指摘されていますよね。
そして災害や戦争と違って突然起こるものではなく、徐々に進行していることですよね
AIやロボティクスなどの技術革新が爆誕する??
さあ、ホモサピエンスを叡智を結集するのだ!労働力不足や生産性の問題が緩和される可能性に期待したい!!
社会貢献しながら、健康寿命が伸びて、収入になりますよー。一石三鳥🦆 Win-Winです☺️
高齢者の労働人口の割合は、労働力人口総数に占める65歳以上の者の割合はすでに1割強、徐々に緩やかに増加傾向。75歳以上の高齢者でも、健康で活動的な人が増えています。働くことで心身ともに健康維持している、キラキラ✨な方を多くお見かけします。高度成長期のセカンドライフの概念から脱却してみるのはいかがでしょうか。超高齢化社会の日本、65歳から約20年をどう過ごしていくことが幸せなのか、いま一度人生設計考えてみませんか。
財政にも限りがありまっせ。
政府や企業が既に様々な対策を講じており、2025年までに更なる改善が見込まれるかなぁ…。公的年金に依存し過ぎず、インフレの歴史があるのですから、もしかしたら期待するような収入にならない可能性だってあるでしょう。「私の年金ではとっても暮らせないわ」ってメディアで囃し立てられて不安でになるのでしたら、自分にとってどんな暮らしが幸せなのか、それにはどのくらいの生活費の確保が必要なのか、まずはご自分と向き合うことをお勧めします。
まさか、古き良き日本の幻想ではありませんよねぇ
外国人労働者の受け入れ拡大や海外市場の開拓により、国内の人口動態の影響が緩和される可能性があります。施設で働いている方増えましたが、賃金は見合っているのでしょうか。
貧富ガチャにはずれたらおしまいなの?
高齢者向け市場の拡大や、健康・医療分野での新たなビジネスチャンスが生まれる可能性があるとはいえ、貧富の差でサービス格差が生まれないことを願います。介護ビジネスかぁ…、社会貢献とビジネスって諸刃の剣に感じますね。信念を辛つく強いマインドがないと、気がつけば闇落ちしてしまいそうです。食い物にされた事例は海の藻屑のようですから。
やはりピンチはチャンスにしたいものですね。
私ができることにチャレンジするのみ👍
問題視される社会問題を解決するなんてビックマウスは持っていませんが、
この小さな小さな、オハナなおうちの種は、このフェーズだからこそのものだと思ってしまうのです。
まとめ
バーチャルシェアハウス オハナなおうちは、みんなの居場所です。今日も楽しい時間をありがとうございました。会えてうれしかったです。いつでも寄ってくださいね。リビングルームにはコメント欄がありますので、何かリアクションしていただけたら励みになります。お気をつけてお帰り下さいね。また、お待ちしてます。