【今日のひとことケア】イツカじゃなくて、『いま』──先送りしない生き方のヒント

目次
「あとで…」を口ぐせにしていませんか?
「忙しいから」「余裕がないから」「そのうちやろうと思っているんだよね」
──そんな言葉で、自分に言い訳してしまうことはありませんか。
日々の暮らしの中で、私たちはつい“大事なこと”を先送りしてしまいます。
本当は「いま伝えたい」「いまやりたい」と思っていても、口に出すのは「いつか」「そのうち」。
でも、その“いつか”は本当にやって来るのでしょうか。
訪問先での言葉が胸に残って
ある訪問先で、介護を受けている男性の方が、いつもにない真剣な表情でこう話してくれました。
「仕事が忙しい時はね、隠居したらゆっくりできると思っていたんだよ。」けれど実際には、健康の困難が訪れ、当たり前の日常が当たり前でなくなってから、ようやく「自分のいま」に向き合うことの大切さに気づいたそうです。
何気ないその言葉は、走り続けている私たちへのメッセージのように聞こえました。“あとで”を納得させるための理由を探している自分に気がつくことがあります。
「いつか」は支えにもなるけれど…
「いつかは…」と夢を描くことは素敵なことです。
私にも夢があります。
その夢が、日々を頑張る支えになることも確かにあります。
けれど、その“いつか”が本当に来るかどうかは、誰にもわかりません。
だからこそ、自分の心と向き合いながら、納得したり、折り合いをつけたりを繰り返すことが大切なのだと思います。
「いつか」の夢を持ちながら、同時に「いま」を大切にする。
この二つのバランスが、心を支える力になるのではないでしょうか。
「いつか」を「いま」に変える力
幸せの先へと歩いていくその姿勢そのものが、
「いつか」を「いま」に変えていく力になるのだと思います。
心に浮かんだ「やりたいこと」は、“いま”動き出すからこそ、自分の人生に刻まれていく。
たとえ小さな一歩でも、その瞬間に踏み出したこと自体が、未来への贈り物になるのです。

🏠オハナな縁側から、ひとこと
私たちの日常である訪問看護の出会いにとっても、
今日という一日は、もう二度と戻ってきません。
いつもの変わりない日は、二度とないかけがえのない日です。
一見何気ないようなメッセージをしっかりと受け止め、
誰かにお伝えすることで、さらにそのメッセージが光り輝くことを願っています。
小さな一歩を「いま」に刻むことが、あなたの明日をそっと支えていきますように。
“いつか”の夢に向かう道は、すでに“いま”から始まっているのだと信じています。
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『今日のひとことケア』とは?

忙しさや不安、さみしさを感じる日常の中で、
ふと心に寄り添ってくれるような、
あたたかくて、やわらかい言葉があります。
『今日のひとことケア』は、
出会った温かい言葉たちを届けるシリーズです。
体のケアと同じくらい、心のケアも大切に。
小さなひとことが、あなたの一日をやさしく包み、
ふっと息をつける時間となりますように。
誰かに届けたい「やさしいひとこと」はありますか?
あなたが出会った「心がふっと軽くなった言葉」、
誰かに届けたい「やさしいひとこと」はありますか?
『今日のひとことケア』では、
皆さんの「心を癒す言葉」「大切にしている一言」を募集しています。
・自分を励ました言葉
・誰かにかけてもらってうれしかった一言
・暮らしの中でふと思い浮かんだフレーズ など
投稿はコメントやDMでお気軽に。
あなたの言葉が、誰かの今日を支える力になります。
まとめ
バーチャルシェアハウス オハナなおうちは、みんなの居場所です。今日も楽しい時間をありがとうございました。会えてうれしかったです。いつでも寄ってくださいね。
リビングルームにはコメント欄がありますので、あなたの大切にしたいやさしいひとことをぜひ教えて下さいね。
お気をつけてお帰り下さいね。また、お待ちしてます。