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水しぶき 届くこの胸 エールなり【オハナな川柳】

競泳に挑む息子の姿が、母にとってのエール。

水しぶき 
届くこの胸 
エールなり

病と向き合う日々は、決してたやすくはありません。
とくにがんの治療中は、心も体も、何度も心が折れそうな出来事が次々とやってきます。

それでも、あきらめずに前を向ける力をくれるものがありました。

それは、競泳を頑張る息子の存在でした。
スタートの構え、キックの音、水を切る腕、そして…
跳ねた水しぶきが、まるで「母への応援」のように胸に届いたのです。

息子は、ただまっすぐ泳ぐ。
その姿に何度も励まされ、支えられてきました。

病と向き合う日々でも、誰かのひたむきな姿が、
そっと心に風を送り、もう一度立ち上がる勇気をくれることがあります。

その水しぶきは、確かに“希望”をたたえた、小さなエールだったのです。

🏠オハナな縁側から、ひとこと

水しぶきが届いた瞬間。
それは、「がんばって」の言葉以上に、
胸の奥に沁みわたる“無言のエール”でした。

ケアにおいても、言葉より先に伝わる何かがあります。
それはまなざしだったり、空気だったり、
あるいは、水しぶきのような、何かの気配かもしれません。

「ひたむきな姿」は、周りの人を勇気づけます。
心をほどき、癒していくことがあるのだと。

何かを伝えようとしなくても、
「ただそこにいる」ことが、誰かの支えになる。

あなたが今日、誰かのそばにいることも──
きっと、誰かの胸にそっと届いています。

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オハナな川柳を募集しています!

オハナなおうちでは、
訪問看護や介護の現場で感じたこと、
暮らしの中のひとコマ、
やさしさや気づきを詠んだ川柳を募集しています。

誰かに届けたい想い、
そっとつぶやくような言葉でもかまいません。

あなたの「ひとこと」が、
誰かの心をそっと照らすかもしれません。

📮投稿方法:
Instagramで #オハナな川柳 をつけて投稿、
またはブログのお問い合わせフォームからも受付中です。

オハナな川柳として、
ご紹介させていただく場合がございます。

あなたのやさしい句、お待ちしています。

まとめ

バーチャルシェアハウス オハナなおうちは、みんなの居場所です。今日も楽しい時間をありがとうございました。会えてうれしかったです。いつでも寄ってくださいね。

リビングルームにはコメント欄がありますので、感想やつぶやき等々、よかったら書き込んでくださいね。いつも励みにさせて頂いております。

お気をつけてお帰り下さいね。また、お待ちしてます。

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