ホーム > 管理人室 > 🌱すぐには実らなくても【管理人日誌】

🌱すぐには実らなくても【管理人日誌】

🚰水をあげるように、気持ちを注ぐケア

利用者さんとの関係も、
看護学生との学びも、
すぐに目で確かめられるものではないけれど――

訪問先の庭先で見せてもらった家庭菜園。
「スクスク育ちますように」
そう願いながら、小さな苗に水をそっとあげる手。

ケアも同じ。
声をかけて、見守って、
その場の空気がやわらぎ、笑顔がほころぶ瞬間。
一生懸命な眼差しに、
利用者さんも、わたしたちも、元気をもらいました。

“育てる”ではなく、“育ち合う”。
関係性も、まなざしも、
そうやって少しずつ深まっていくのだと思います。

「ありがとう、頑張ってくださいね」
訪問の帰り際にそう声をかけてくれた利用者さん。
その笑顔は、普段なかなか見られないものでした。
きっと学生さんのまっすぐな眼差しが、
届いたのだと思います。

ケアの現場では、
成果や変化がすぐに見えることばかりではありません。
ときに焦ったり、手応えのなさに戸惑ったりすることもあるでしょう。

でも、家庭菜園のように、
日々そっと水をやり、見守るうちに、
土の中では目に見えない成長が起こっているのです。

ケアも、教育も、絆も、育ち合うもの。

学生さんだけでなく、
わたしたちも、利用者さんからたくさん学ばせてもらっています。
そして、その時間を共有することで、
信頼や尊厳、安心感といった大切なものが少しずつ育っていくのだと思います。

来てくれてありがとう。
今日もまた、素敵な気づきをもらいました。

訪問看護の温もりと、
“その人らしさ”に寄り添う視点を、
どうか忘れずにいてくださいね。

***

こうして日々の中で気づいたことを、
また少しずつ綴っていけたらと思います。
よろしければ、また読みにきてくださいね。

#今日のひとことケア
#看護学生と育ち合う
#エンパワメントのケア
#家庭菜園から学ぶ看護
#オハナなおうち

『今日のひとことケア』とは?

忙しさや不安、さみしさを感じる日常の中で、
ふと心に寄り添ってくれるような、
あたたかくて、やわらかい言葉があります。

『今日のひとことケア』は、
出会った温かい言葉たちを届けるシリーズです。

体のケアと同じくらい、心のケアも大切に。
小さなひとことが、あなたの一日をやさしく包み、
ふっと息をつける時間となりますように。

誰かに届けたい「やさしいひとこと」はありますか?

あなたが出会った「心がふっと軽くなった言葉」、
誰かに届けたい「やさしいひとこと」はありますか?

『今日のひとことケア』では、
皆さんの「心を癒す言葉」「大切にしている一言」を募集しています。

・自分を励ました言葉
・誰かにかけてもらってうれしかった一言
・暮らしの中でふと思い浮かんだフレーズ など

投稿はコメントやDMでお気軽に。
あなたの言葉が、誰かの今日を支える力になります。

まとめ

バーチャルシェアハウス オハナなおうちは、みんなの居場所です。今日も楽しい時間をありがとうございました。会えてうれしかったです。いつでも寄ってくださいね。

リビングルームにはコメント欄がありますので、あなたの大切にしたいやさしいひとことをぜひ教えて下さいね。

お気をつけてお帰り下さいね。また、お待ちしてます。

シェアする