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5年前、彼女はベッドの上にいました。──訪問看護が見届けた、5年の軌跡と奇跡【オハナな管理人日誌】

5年前、彼女はベッドの上にいました。

寝たきりの毎日。
ご主人の支えの中で、私たちの訪問もそこから始まりました。

それから5年。

ベッドから車椅子へ。
ご主人の車に乗れるようになり、ドライブへ。
トイレもクリアし、失語症を乗り越え、胃ろう栄養も卒業。

そして今年も、ギャラリー「大好き猫展」でお店番。

車椅子であることは変わらなくても、
彼女の世界は、確実に広がりました。

5年間、週に2回。

あらためて数えてみると、
500回を超える訪問になります。

その数字に、いちばん驚いたのは私自身でした。

こんなにも長い時間を、
彼女と、ご主人と、
一緒に歩いてきたのだと。

訪問看護は、劇的な奇跡を見る仕事ではありません。
変化の途中に、寄り添い続ける仕事です。

うまくいかない日もありました。
立ち止まる時間もありました。
それでも、あきらめずに重ねてきた日々。

それは、奇跡のようでいて、
5年という時間が刻んだ、確かな軌跡でもありました。

ギャラリーで照れくさそうに笑う彼女は、
まるでネコのように、しれっといつもの顔をしているけれど、
その笑顔の奥にある時間の重みを、私は知っています。

春は、旅立ちの季節。

新しい世界に踏み出すのは、きっと怖い。
それでも、信じて一歩を出し続けた人の先には、
ちゃんと景色が変わっていく瞬間がある。

新しい世界へ踏み出すあなたへ。
その一歩が、あなたらしい未来につながっていますように。

まとめ

バーチャルシェアハウス オハナなおうちは、みんなの居場所です。今日も楽しい時間をありがとうございました。会えてうれしかったです。いつでも寄ってくださいね。

リビングルームにはコメント欄がありますので、感想やつぶやき等々、よかったら書き込んでくださいね。いつも励みにさせて頂いております。

お気をつけてお帰り下さいね。また、お待ちしてます。

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