思い出は、今もこころの中に。|8月の言薬®『そっと息づくやさしさ』第1章【管理人日誌】

目次
思い出は、今を生きる私たちのそばにいる
もう会えなくなってしまったご利用者さんのことを、
ふと思い出すときがあります。
窓から差し込む光の中や、冷たいお茶の味、
何気ない会話の中に──
その方の姿や声が、ふっとよみがえることがあるのです。
関係としてはもう、訪問先の記録からは消えてしまったのかもしれません。
けれど、私たちの心の中では、
あのときのやりとりも、笑い声も、
今も変わらず、そっと息づいています。
まるで、目には見えない妖精のように
日々のケアの傍らで、そっと見守ってくれているような。
そんな不思議な安心感があります。
思い出は、過去に置いてくるものではなく、
今の心の中に、生き続けてくれる。
だからこそ、誰かとその記憶を分かち合えることは、
とても大きな支えになるのかもしれません。
ご縁をいただき、寄り添い、心を開いてもらえた日々。
心を開かせていただいたのは、実は私たちの方だった──
そう感じることさえあるのです。
そんなふうに心の中に残るやさしい記憶が、
また誰かを支える力になれたなら。
それは、なんて贅沢で、あたたかな思い出でしょうか。
💬 今日の言薬®
思い出は、過去じゃない。今の心のなかで、生きている。
──8月の言薬®|第1章
オハナな縁側から、ひとこと
見えなくなってしまった人のことを、
思い出すときがあります。
それは決して、寂しさだけではなくて──
その人がそこにいてくれたこと、
やさしさを交わせたことが、
今の私の一部になっているんだな、と気づく瞬間でもあります。
過去のことではなく、
今の暮らしのなかで、そっと寄り添ってくれているような、
そんな感覚があるのです。
たとえば、夕暮れの光の色にふと重なる記憶。
たとえば、お茶の香りに思い出す笑顔。
思い出は、心の奥にしまいこむものじゃなくて、
そっと生きていてくれるもの。
だから私たちはまた、誰かにやさしくなれるのかもしれません
💬よかったらコメント欄で教えてくださいね
「本当はしんどかったけど、ふと楽になれた瞬間」って、最近ありましたか?
もしあれば、ぜひコメントやDMでシェアしてくださいね。
あなたの言葉が、誰かの心に風を届けてくれるかもしれません。
🏷️ 『オハナなおうちの常備薬:言薬®を使用の際の注意』
言薬®は、副作用の少ないやさしいおくすりですが、ご使用の際は以下の点にご注意ください。
⚠ 使用上の注意
- ● 効き方には個人差があります。
無理に「いい言葉だと思わなきゃ」と頑張らなくても大丈夫です。
読んでもピンとこない日は、お茶でも飲んで寝ましょう。 - ● 即効性を期待しないでください。
じわじわと、後から効いてくることもあります。
思い出したときに、ふと心が軽くなるタイプのお薬です。 - ● 言葉に反応して泣けてしまうことがありますが、
それは正常な作用です。むしろデトックス効果が期待されます。 - ● 言薬®は、ご自身だけでなく、まわりの人に分けても大丈夫です。
ただし、押し売りは禁物。そっと差し出すくらいがちょうどいいです。
🌿 保管方法
- あたたかい気持ちのあるところで保管してください。
- 冷蔵の必要はありませんが、冷えた心には常温でじんわり効きます。
❤️ 万が一効きすぎた場合
- ほほえみが止まらない、他人にやさしくしたくなるなどの症状が出ることがあります。
- その場合は安心して、そのままお過ごしください。
言薬®(ことぐすり)とは、
緩和ケア科の医師の大坂巌氏が提唱した「思いやりのある肯定的な言葉は薬になる」という考え方です。オハナなおうちInstagramリール投稿等の名言をまとめました。それをオハナなおうちの言薬として、言葉のお薬箱の中に常備薬として入れておきます。疲れた時、癒されたい時、励まして欲しい時、頑張れない時、心が辛いときに、是非言薬を服用ください。そして大坂先生が提唱されているように、私たち一人ひとりが言薬を持ち寄り、大切な方や関わる方に思いやりの心をそえる言葉を伝えることができたのなら、おたいさまのしあわせが広がっていくと信じています。神スキルである言葉が、人々の幸せへと浸透していきますように。
まとめ
バーチャルシェアハウス オハナなおうちは、みんなの居場所です。今日も楽しい時間をありがとうございました。会えてうれしかったです。いつでも寄ってくださいね。
リビングルームにはコメント欄がありますので、心がしんどい時に元気になれる好きな言葉を教えて下さいね。
お気をつけてお帰り下さいね。また、お待ちしてます。