言葉にしなくても、そっと伝わるやさしさがある【管理人日誌】

「そばにいること」が、何よりの力になる時
治療の痛みがつらくて、眉をひそめるご利用者さん。
そのそばにいたのは、まだ実習中の看護学生さんでした。
緊張しながらも、ふとした瞬間に、
その学生さんは利用者さんの手をぎゅっと握ったのです。
なにも言わず、ただ、そっと。
「がんばってください」と励ますでもなく、
「痛くないですか?」と問いかけるでもない。
けれど、その手のぬくもりは
人としてのケアそのもの
言葉よりも確かに、利用者さんの心に届き
静かなやさしさが満ちていました。
誰かの痛みやつらさの前で、
言葉を探してしまうことがあります。
でも、本当に苦しいときには、
“何を言うか”より、“どうそこにいるか”が
何よりの支えになることもあるのです。
わたしたちができることは
すべてをわかってあげることではなくても、
せめて「ひとりじゃないよ」と
そっと伝えることなのかもしれません。

🏠オハナな縁側から、ひとこと
やさしさって、
ときに、言葉を超えて、そっと手のひらに宿るもの。
言葉が見つからないときほど、
その“ぬくもり”が、心に深く届くことがあります。
ただ隣に座っていること。
そっと手を握ること。
目を合わせて、うなずくだけの瞬間──
それだけで「ここにいるよ」と伝えられるやさしさがあるのです。
何も言えなかった日も、
励ましの言葉が浮かばなかった時も、
あなたがその場にいてくれたこと。
それこそが、誰かにとっての希望だったかもしれません。
やさしさとは、
相手を変えることではなく、
変わらずに“いてくれること”。
言葉にならないやさしさが、
きょうもどこかで、
誰かの心を、ふわっとあたためています
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『今日のひとことケア』とは?

忙しさや不安、さみしさを感じる日常の中で、
ふと心に寄り添ってくれるような、
あたたかくて、やわらかい言葉があります。
『今日のひとことケア』は、
出会った温かい言葉たちを届けるシリーズです。
体のケアと同じくらい、心のケアも大切に。
小さなひとことが、あなたの一日をやさしく包み、
ふっと息をつける時間となりますように。
誰かに届けたい「やさしいひとこと」はありますか?
あなたが出会った「心がふっと軽くなった言葉」、
誰かに届けたい「やさしいひとこと」はありますか?
『今日のひとことケア』では、
皆さんの「心を癒す言葉」「大切にしている一言」を募集しています。
・自分を励ました言葉
・誰かにかけてもらってうれしかった一言
・暮らしの中でふと思い浮かんだフレーズ など
投稿はコメントやDMでお気軽に。
あなたの言葉が、誰かの今日を支える力になります。
まとめ
バーチャルシェアハウス オハナなおうちは、みんなの居場所です。今日も楽しい時間をありがとうございました。会えてうれしかったです。いつでも寄ってくださいね。
リビングルームにはコメント欄がありますので、あなたの大切にしたいやさしいひとことをぜひ教えて下さいね。
お気をつけてお帰り下さいね。また、お待ちしてます。