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管理人トリセツ【はじめまして。】

はじめまして、38ミーです。
いらっしゃいませ。
よく来てくださいましたね。お目にかかれて光栄です。
よかったら上がっていきませんか?
ちょうど美味しいコーヒーを淹れたところだったんですよ。
ゆっくりしていって下さいね。
管理人である私のお話をさせていただきますね。

ブログ運営人 38ミーってどんな人

わたしはこのシェアハウスの管理人兼、みんなの介護研究室 研究員の 38ミー(みやみー)と申します。訪問看護の世界に飛び込んで、約20年が過ぎました。(あはは、それなりのイイ歳ですよw)20年というと響きは重たいですが、振り返るとあっという間の月日で、気がついたら今に至る感じです。忙しくなかったというと嘘になりますが、心を亡くして擦り切れる感じとは全く真逆で、温かな幸せな気持ちがどんなときにも支えになりました。もちろん、うれしいことばかりじゃありません、さみしいお別れだってたくさんありましたが、ご縁をいただいた利用者さんや家族さん、そして仲間たちに支えてもらいながら、私のハートボタンをたくさん押してもらっていたおかげだったんだと最近やっと気づけた気がします。


在宅療養に心を鷲掴みにされ続けている20年

看護や介護のこと、人としてのあり方、いのちの尊厳、綴られる物語の大切さ、受け継がれる命、在宅での不思議な力、家族の再構築、存在自体が支えに、かけがえのない時間、家族のようにある日々、辛い選択や苦悩の日々、ほんのひとときのうれしいこと、意志を大切にできたこと、いつもの生活の音やにおい、やさしく温かいマッサージ、身を委ねられてやっと楽になれたこと、多職種の支えあい、予測できない出来事、自問自答の日々、たくましくなる支援者の力、次に会えるのが心待ち、涙をこぼしながらの小さな手、心がこもった感謝の言葉、握り返してくれた手のぬくもり、言葉にならない気持ちを抱きしめて…。

100人100通りの人生があって、ひとりとして同じ生き方はありません。教えて頂きながら過ごした日々は私の宝物です。その宝物のお裾分けとして、私ができることは訪問看護です。お裾分けキャンペーンのはずが、次から次へと宝物が増えるのです。いつしか私は恩返しサイクルを回すことが生きる原動力となり、これからも枯渇しない源泉かけ流しでしょうね笑。

このサイトを含めて、私の原点は『誰かのお役にたてるとうれしいな。』です。

そして、よく言われることが『こんなことをしてもらえるなんて知らなかった』というお言葉です。一般的に看護師って、病院の中で働くナースをイメージされることでしょう。血圧を測ったり、回診に同席したり、検査や点滴をしてもらったり、健康相談をしたり、いつもバタバタしていて忙しそうで話しかけるのも躊躇されることもあるでしょうね。

『そんなナースが家に来て何をしてくれるの??』

在宅ナースの根幹は、『生き方を支えること』と私は考えます。看護も100人100通りなので、一郎さんと花子さんの看護はちがうのです。とはいっても、お体のどこかが辛い痛いのでしたら何も始まらない訳ですので、まずは目の前の困ったことにクローズアップしながら、虫の目で。そしてどんな生き方をお望みでしょうか、生き方を通して困っていることは何でしょうか、私達がその生き方を支えるために、できることは何でしょうか、と鳥の目で。このブログにも流れている源泉が魚の目でしょうか。

少し先のおはなし

訪問看護にてお看取りのお手伝いを重ねる度に、その後のご遺族が気になるようになりました。本人の意志通りに家でお看取りできて、よかったよかったと話は終わらないのは当然のことです。

私達はグリーフケア(遺族ケア)といって、亡くなった直後の数ヶ月後に面談してお話を聞かせてもらう機会を頂いています。悲嘆を乗り越えるプロセスはそれぞれですので、ケアのタイミングの難しさもありますが、久しぶりにお会いして、これまでのご様子やその当時を一緒に思い出しお話を傾聴させて頂くことがあります。お話の中で喪失感を抱えながらでも日々の生活そのものが日薬になることや、介護されていた当時にタイムリープされて新たな想いを教えて頂いたり、故人を思い出すことさえも耐え難いことで今は触れて欲しくない気持ちがあることなど、訪問看護の評価や内省の機会になる貴重な時間なのです。それ以上に単純にお会いできること自体がうれしいことですし、私自身のグリーフやモチベーションにつながっているので、ともに支え合っているということの証なのかもしれません。

そんな貴重な経験が積み重なると、「もう少しだけ」と欲を出して恩返しをせずにはいられなくなってきました。先ほどの魚の目がこれにあたるのかもしれません。
超高齢化社会、介護の担い手不足、就労問題、貧困の格差、社会的資源の限界…
日本に生まれた瞬間から当たりガチャと言われていても、リアルな社会問題が山積みです。いち個人が解決できる問題では到底ないことですが、だからといって、あきらめたり悲観して生きるのは私らしくないのです。自分ができること、自分が楽しくいきること、共に支えあい心許せる環境の中で、じぶんという人間の命がきれいに使い果たせるそんな場を育みたいと思います。それが今まで恩恵を受けた施しへの恩返しになればと願っています。

そんな想いが詰まった とも暮らしのシェアハウス オハナな おうちです。 今は想いだけで影も形もありません。バーチャル?妄想?ってお笑いになることでしょうね。
まずは想いから、『思うは招く』ですから!

まとめ

こんな吹けば飛ぶようなブログですが、ご縁を頂いた方とバーチャルな とも暮らしをしながら、
コミュニティから生まれる種をリアルな土地に種を育み、その土地でしっかりと根を下ろし文字通りの『みんなの』オハナな おうちを一緒につくりませんか?

今日も楽しい時間をありがとうございました。忙しい毎日かと思いますが、いつでも寄ってくださいね。リビングルームにはコメント欄がありますので、何かリアクションいただけたら励みになります。お気をつけてお帰り下さいね。また、お待ちしてます。

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