春になったら、なぜか掃除したくなった。苦手だったのに。【オハナな管理人日誌】

掃除が苦手なことを、ずっと棚に上げてきました。でもある日、AIに話しかけてみたら、何かが変わりました。
実は苦手なことって、ありませんか?
私にとってそれは、お片付けと掃除です。
子どもの頃から、親によく小言を言われていました。夏休み明けに、やったはずの宿題が見つからない。後片付けを後回しにして、気づけば部屋がうんざりするほど散らかっている。苦手なのに、苦手とも言えなかった。「ちゃんとできる人」でいなきゃいけない気がして。
忙しさを言い訳にして、ずっと見て見ぬふりをしてきました。実際に忙しかったのも本当のことで、走り続けながら、この課題だけは後回しにし続けてきた気がします。
そんなとき、シェアハウスの管理人として生きていくことが決まりました。
シェアハウスの管理人なのに、このままじゃまずいと思った
まるで人生の課題のように、そのテーマが降りてきました。
シェアハウスの管理人は、暮らしそのものを支えること。共用スペースの清潔さは、そこに住む人の心地よさに直結します。「おたがいさまの暮らし」を掲げながら、自分が一番苦手なことを放置するわけにはいかない。そう気づいたとき、ちょっと焦りました。
そうだ。人生相談もしているという人もいるんだから、AIに、掃除のことも聞いてみようかと。半分冗談のような気持ちで、話しかけてみました。
AIと一緒にやってみたら、止まらなくなった
掃除の何が苦手かって、正解がわからないことでした。
頻度、回数、方法、道具、労力。苦手だからこそ効果的で楽な方法を選びたいのに、調べれば調べるほど複雑で、人によって全然違う。そこを掴もうとするだけで心が折れて、掃除そのものにたどり着けない。そんなモヤモヤを「苦手」とひとくくりにして、多忙を言い訳に逃げてきました。
そのモヤモヤを、そのままAIにぶつけてみたんです。返ってきたのは、拍子抜けするほどシンプルな提案でした。
歯磨きのついでに洗面ボールを。
朝のトイレのついでに便座まわりを。
シャワーのついでに浴室を。
こんな一部分を掃除したって、全体がきれいになるわけじゃないのに! でも、まあやってみようか。
その軽さで始めてみたら、不思議なことが起きました。タスクが可視化されて、できたことが積み上がっていきます。誰かに褒めてもらえるわけじゃないけど、自分の中でゲームのように達成感が生まれていきます。掃除を楽しむ私がいました。え?本当に私なの??
しかもAIが提案してくれたのは、毎日のちょこっとだけじゃなかった。週1、月1、年数回。場所とテーマで階層を組んでみると、全部やらなきゃというしんどさが消えて、今日はここだけでいいという満足に変わりました。
そうだ、こういうことだよね。今回はAIだったけれど、ちょっとした支えがあると、苦手なことでさえもハードルが下がり、感情も変わる。
オハナなおうちで育てたいのは、そういう日常
オハナなおうちも、そうありたいです。何かとの出会いが、想像さえもつかない出来事に変わっていく。
ワクワクしませんか?
完璧な暮らしじゃなくていい。続く暮らしがいい。苦手なことやできないことがあるからこそ、おたがいさまで支え合う必要が出て来て、それが場や空気を少しずつ心地よくしていく。そのプロセスそのものが、オハナなおうちで育てたい日常の姿です。失敗しても笑っていられる場所にしたい。一緒に、完璧じゃないけど続いていく暮らしを、ここから作っていきたいと思っています。掃除が苦手な管理人がハウスの管理をするので、間違いない(笑)。
オハナな縁側から、ひとこと
掃除を終えて、お茶を一杯いれました。窓から入る光が変わっていて、空気が柔らかくて、自分の内側もどこかほぐれている。もしかしたら、春という季節が、背中をそっと押してくれたのかもしれません。
掃除が苦手なことを棚に上げて、管理人になったことに気がつきました。そんな私だから、この出会いに気づけた。出会いって人だけじゃない、事柄だって出会いそのもの。自分の弱さが大きなきっかけや支えになって、それでもなんとかなる。苦手なことだからこそ、向き合い方次第で面白くなる。AIだって、出会い方です。
もしあなたのお気に入りの掃除法があれば、こっそり教えてもらえたら嬉しいです。おたがいさまで、暮らしの知恵を分け合えたら。

